「ローマの魅力まるかじり ―巡礼ルート①―」

『ローマの魅力まるかじり』 2004年に実施した公開講座のタイトルである。1回3時間、 全5回。各回のテーマは以下の通り。

    第1回「皇帝の都ローマ」       第2回「キリスト者の巡礼地ローマ」 

    第3回「ミケランジェロのローマ」   第4回「ベルニーニのローマ」 

    第5回「イタリア統一とローマ」 

 ローマは多様な顔を持っている。何しろ歴史が古い。これまで6回ほどローマを訪れたが、初回以外は毎回テーマを決めていた。「古代ローマ」、「泉」、「ミケランジェロ」、「ベルニーニ」、「カラヴァッジョ」。今年の夏は、「キリスト者の巡礼地ローマ」を軸に、その周辺エリアを辿ろうと思っている。都市ローマを現在に近い形に整備したのは、「パーパ・ウルバニスタ」(都市計画者教皇)と呼ばれたシクストゥス5世【在位:1585~90】だが、巡礼ルートを17世紀に整備したのはジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(1598年~ 1680年)。北の入口ポポロ門からサンピエトロ大聖堂に至る巡礼ルートをたどりながら、シクストゥス5世とベルニーニの事業、ローマの魅力を語ってみたい。それを通してのローマの街の骨格の理解を試みようと思う。

(サン・ピエトロ大聖堂とサン・ピエトロ広場)

サン・ピエトロ大聖堂のドームはミケランジェロ、サン・ピエトロ広場はベルニーニが設計

(巡礼ルート)ポポロ門~サン・ピエトロ大聖堂

(ポポロ門)

(ポポロ広場)ポポロ門をくぐると目の前に飛び込んでくる「双子教会」。

(ポポロ広場)全体像

広場の中心にオベリスク。巡礼者の指標としてシクストゥス5世が設置。巡礼者ののどを潤す泉も設置された。現在は新しい「4頭のライオンの噴水」だがかつては別の泉が設置されていた。

(17世紀のポポロ広場周辺の地図)

オベリスクのすぐわきに泉がある。この泉は現在も見ることができる。ただし、ニコーシア広場 で。

(ニコーシア広場 Piazza Nicosia にある、かつてポポロ広場にあった泉)

近世初のローマの公共の泉で作者はローマに現存する多くの泉を造ったジャコモ・ デッラ・ポルタ

(コルソ通り)三本の放射状道路 の真ん中の通り。ヴェネツィア広場までまっすぐ伸びている。巡礼者はこの通りを南へ進む。

 

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